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執筆者の写真yoijoho

ニューハンプシャー州のお客さんへ、国を超えてインテリアデザインサービスを

皆さん長崎からこんにちは。ニューヨーク帰りのインテリアデザイナーの秋野です。


リモートワークが世界中の色々な場所から出来るようになり、便利になりました。日本に拠点を移してからも、私には現在アメリカのクライアントが3人います。もちろんリモートでサービスをお届けしています。


そのクライアントの一人にニューハンプシャー州のお客様がいます。ニューヨーク市のお客様ではないので、私がニューヨークに居た当時からリモートサービスをしています。アメリカ人のお客さんなのですが、日本の古民家にあこがれていて、遠くから当社を探してお問い合わせ頂きました。


アメリカでは古い家を買ってリノベーションするのが普通になっています。2021年に始まったこのプロジェクトは、購入した家を工事屋によってとDIYによって行う長期のリノベーションのプロジェクトです。工事屋に、断熱材を新しいものに入れ替えてもらい、現在その時に外された窓の周りのモルディングを新しいのに交換しているところです。


このクライアントの家はArts & Craftsというスタイルの家です。日本でもこのスタイルは1920年代に出現しました。日本では民藝運動(手仕事によって生み出された日常づかいの雑器に美を見出そうとする運動ーWikipedia)と呼ばれています。このアメリカの家は日本の古民家風な雰囲気が合うような内装になっています。

上の写真はダイニングルームのテーブルと椅子です。Arts & Craftsのスタイルですが、この部屋の一面の壁は私が和壁紙を日本からアメリカに送って、クライアントがDIYで貼ることになっています。また、残りの壁は日本の漆喰がアメリカで手に入る所がニューヨークにあったので、クライアントが自ら足を運んでそのショールームにサンプルを見せてもらいに行くことになりました。クライアント本人が漆喰を壁に塗るそうです。私は漆喰の塗り方のYouTubeのビデオをクライアントに送りました。

下のリビングルームからダイニングルームへの入り口は、格子戸風の飾り戸を付けることにしました。できる限りクライアントが自分で組み立てられるデザインにしました。


下は現存の暖炉ですが、これを完全に取り壊すことにして新しい暖炉をデザインしました。有田焼のタイルを、暖炉のマントルの下の青いタイルの壁にはめ込んだデザインがチャーミングだと喜んでいただいています。


このように当社のリモートサービスでは、アメリカでは手に入りにくい、日本の良い物をアメリカのクライアントにも紹介してインテリアに使ってもらうことが可能です。私が大がかりなデザインをするわけではありませんが、デザインコンサルタントとして、アメリカに住むクライアントにも便利に私のサービスを使っていただけて嬉しいです。これからもアメリカに住む人々に、又は他の外国に住む人々に、日本のデザインや良いものをインテリアデザインを通して紹介していけたら、と思っています。





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