先日長崎県立図書館で長崎県建築士長崎支部主催の講演会をさせていただきました。テーマは「ニューヨークに住んだ私が長崎の皆さんにお話ししたいこと。」でした。この講演会には長崎県庁の職員の方や、建築学校の先生方もいらっしゃっていたので、長崎の街づくりや公共施設作りのインスピレーションにしていただければ嬉しいと思いました。
長崎の皆さんに、ニューヨークについて大変興味を持って聞いていただいたので、今回のブログではニューヨーク市立図書館本館についてお話したいと思います。
ニューヨーク市立図書館本館はマンハッタンの41と42丁目と5番街に位置しており、ブライアント公園の隣に立っています。正面玄関は5番街にあり、大きな二頭の美しいライオンの像が目印です。1911年5月23日に開館し、現在はニューヨーク市と米国政府の歴史的重要建築物に定められています。建築の様式はボザーアートスタイルです。
私はこの図書館をニューヨーク市立図書館本館と呼んでいますが、Stephen A. Schwarzmanというビリオネアの100万ドルの寄付によって、2007年から2011年までリノベが行われたので、Stephen A. Schwarzman Buildingに名前が変更されました。この人のことについて調べると、ニューヨーク市又はアメリカの経済や政治の動向が見えてきます。ここではこの話題についてはお話しませんが、興味のある方は調べてみてください。
2020年の夏、ニューヨークでは皆マスクをしていました。ライオンもです。
正面入り口の横にある噴水
この図書館が私の住んでいたアパートから徒歩で20分の近所にあったのは、今考えれば「私はとても恵まれた環境にいたんだな」、と懐かしく思います。この図書館は観光客にも人気の高い建物で、無料で入場できます。ニューヨークを訪れることがあれば、ぜひ中に入ってみてください。写真撮影もできます。
この図書館の美しいインテリアを幾つかご紹介したいと思います。これらは全て無料で見学できます。
アスターホール(1階ロビー)は結婚式や映画撮影やイベントによく使われます。一度このスペースに入ってみれば、如何にデザインのディテールが精密で美しいか体感できます。
アスターホール(Astor Hall)
天井と壁は大理石でできており、特に天井の細かい彫刻がとても素晴らしいです。
3階のセントラルホール、別名マグロウ・ロタンダの壁画は見物です。
McGraw Rotunda(3階)Photo by Bestbudbrian
Photo by bryansjs
Rose Main Reading Room Photo: Wikipedia
この巨大な読書室には細長い机がずらりと並べてあり、好きなところに座って本を読んだり、コンピューターで作業をしたり出来ます。私もこの部屋で時々仕事をしていました。天井のデザインが余りに美しいので、ついつい見上げてうっとりとしてしまいます。
ニューヨークには美しい建築物が沢山あります。ニューヨークを訪れることがあれば、隣にあるブライアント公園も合わせてこの図書館にも行ってみてください。
下のビデオでもっとインテリアが見れます。
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